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今回はナンピン・マーチンゲールの説明第二弾。
ナンピンのリスクについて買いてみたいと思います。
格言で「下手なナンピン(難平)すかんぴん(素寒貧)」と言われます。
世の中的にもナンピンについては否定的な意見が多いです。
理由はナンピンはプラスの面だけ見れば魔法の手法のように思えるのですが、ポジションを建て増すという
ことはその分リスクも増えているということです。
冷静に考えれば簡単な話ですが、少ない値幅で利益が出るということは、同時に少ない値幅で損失も出ること。
例えばUSD/JPYが80円から50銭下がるごとに1万通貨ごとにナンピンした場合、78円レートが下がると単純に1ポジション持っている場合には-2万円の損失に対し、ナンピンだと-5万円の損失になります。
さらに下がると
78円 -2万 -5万
77円 -3万 -10.5万
76円 -4万 -18万
75円 -5万 -27.5万
と損失額差は拡大していきます。
買い増しすれば平均価格をどんどん下げることが可能ですが、リスクもどんどん増えていき、破滅への道へもどんどん加速していきます。ナンピンした後に想定どおりレートが戻ってくれれば良いですが、そのまま逆行し続けたら大変です。
当然資金は無限にあるわけではないので、いつか破綻してしまいます。
無計画なナンピンはとても危険なのです。
ナンピンは失敗した場合の被害が大きくなりやすく取り扱いが難しいので、多くの有識者は「ナンピン禁止」と言います。
ナンピンは諸刃の剣、劇薬ですので、扱いを間違えるととんでもないことになります。
マーチンゲールはナンピンでロットを増やし続けるのでなお更危険です。
まさにハイリスク・ハイリターンなので、取り扱い要注意です。
ただ、もう一度格言を読み直してほしいのですが、「下手な」ナンピンとあります。
逆に言えばナンピンも上手に使うと利益をあげる有効な手段となります。
あるタイミングで買いのサインが出て買いでエントリー。
しかし思惑とは逆にレートが下がり始め含み損を抱えてしまっていた場合、それでもまだ買いサインが有効でレートが上がる状態が続いたいる場合は買い増しをするというのは有効です。
なまっちょは裁量負け組みなので含み損でも冷静に「まだ買いサインは有効だ」なんて判断できませんが、それが出来る人には武器になります。
実際、裁量で大きな利益を上げている人でナンピンを有効に使っている話は結構聞きます。
但し、ナンピンする場合もナンピン回数を決める方が多いようです。
毒だって使いようによっては薬となるのです。
今回はここまで。
前置きが長くなりましたが、次回はいよいよナンピンEAの是非について個人的見解を書きます。
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